いみひのブログ

介護と育児と商売と。ひゃー!!の日々をつぶやく嫁ブログです

老健の<入所ー退所>の繰り返し制度は絶対!!いらんやつ。

ギフは今年4月に要介護4となり、現在お世話になっていた老健

ついに入所が決まりました!!

ところでよく耳にする、老健と特養の違いってご存じですか?

 

老健・・・正式名称は介護老人保健施設。病院と老人ホームの中間のような施設で

     介護を受けながらリハビリをして、在宅復帰を目指す施設

特養・・・正式名称は特別養護老人ホーム。介護を受けながら長く生活をする施設

 

という違いがあります。特養は原則要介護3~5の人が入所出来て、身体介護を中心とした自立支援の施設なので、機能訓練も緩いらしい。

で、我が家のギフは要介護4になったので、本来ならば老健→特養に変わってもよいようなものなのですが、ご存じの通り、現在介護老人の数が増えまくっていて

もう要介護4ではとうてい特養に入ることができないほどの順番待ち、が続いているのが現状です。

ところが今度は、在宅では面倒見切れない順番待ちの人がどんどん増えてきて、本来ならば在宅復帰を目指すという目的の老健にまでしわよせがいっている。

老健は介護1から短期入所が可能ですが、今はもう介護1の人は、よっぽど部屋が空いていない限りは入れないんじゃないかと思う。

運よく入れても、基本は皆さん短期入所なので、次にうまく入れるとは限らない。

 

老健の退所まで

入所できるのは最長でも3か月なので、その後は必ず一旦退所しないといけない。

そしてひと月の在宅生活を経てから、再び入所できるというのだ。

老健のあるべき姿があくまでも在宅復帰を目指す施設なので、なんとしても在宅実績を作らないといけない、という制度の下に、むりくり自宅へ帰らされる。

我が家は自営だし、ギフの場合は動脈の病気も見つかったために

常に目に届くところにいないから危ないということを訴えたら、

「じゃあその間はショートという形で戻ってきましょう」という話でまとまった。

どういうこと?!

ややこしいが、

退所→在宅3日→ショートステイ→在宅3日→再び入所

なら大丈夫、それでいきましょう、ということでスケジュールが組み込まれた。

「決まりですから」とのことで、例外としては一切扱ってもらえなかった。じゃあ帰るとなったら、これまで入院と入所を続けて4か月以上家には帰っていないのに、どこまでの介助が必要かなど全く未知数の状態だった。

 

そのために何をするのかというと、「ギフの帰宅におけるミーティング会議」なる

壮大なプロジェクトが始動することになった。

メンバーは施設リーダー、ケアマネ、福祉用具レンタル業者、ヘルパーさん、看護師さん、理学療法士の先生2人、そして介護者家族(私と主人)

まずはヘルパーさんから老健での排せつの回数、使っているオムツの種類、食事の量や硬さ、就寝時間、着替えの介助の有無、昼間の過ごし方など報告を受け、在宅で過ごすときの注意点についてのヒアリングを行った。

その後療法士の先生から、現在の身体機能の状態を報告してもらい、在宅で必要になる介護ベッドや車いす福祉用具について説明を受けた。

 

後日、介護ベッドと車いすをレンタルして部屋に設置してもらった後、施設リーダーと療法士の先生とケアマネさんと福祉用具のレンタルのお兄さんが、ギフ本人を伴ってシュミレーションに帰ってきた。

これがめちゃくちゃ大変だった。

玄関から入って廊下を進んで階段上って車いすに乗って部屋まで帰ってベッド横になる、という同線を確認しながら

大の大人が寄って集って一人の動きを注視してチェックする。

階段の高さが2㎝施設より高いな、だの

車いすの位置がこっちのほうが本人は乗りやすい、だの

ベッドの硬さがご本人が気に入らないから違うマットレスに変えよう、だの

 

ギフは何度も階段を登らされて、車いすであちこち回されて

ついには途中で動けなくなってうずくまってしまった。

・・・こんな状態で、たとえ在宅が3日間だったとしても

私と主人と二人で介護できるのか??

かなり不安になったシュミレーションの日だった。

 

帰宅からショートへ

不安になったのは私だけでなく

施設側でもとにかく体力づくりを強化します!と

焦った声で帰っていった。

それでも、あんな盛大にプロジェクト会議を開いて

わざわざシュミレーションの為だけに帰ってきておいて

やっぱり無理なので今回はやめておきましょ、という

話にはならないことくらいはわかっている。

そんなに甘いもんじゃない。

 

ただ、在宅時には朝晩訪問ヘルパーさんを付けてもらうことと

帰宅時にはまた数人が手伝いに来てくれることがさらに決まった。

 

老健退所と老健入所のときは、送迎がつかないので

家族が施設まで迎えに行かないといけない制度になっていた。

ちなみに、3日後のショート入所とショート退所については

施設側の送迎バスが出る仕組みになっていた。

ここいらへんも、ややこしい。

 

なので、ギフを施設まで迎えに行き、部屋から車まで連れて行くのも

家族の仕事。

車にギフを乗せて車いすを返却して、車で10分の所の自宅へ帰ると

ケアマネさんと福祉用具レンタルのお兄さんが待っていてくれた。

車から玄関先まで車いすで連れて、玄関の上り框に座らせたら

「タバコくれ〜」

・・・出所したてのヤクザみたい。

これだけ人がかかわってくれているのもお構いなしなのです。

 

とにかくそこからは、一旦2階の部屋に連れて行けば

何とか3日は過ごしてくれると必死の思いだったけど

前回のシュミレーションより疲労感が貯まっていなかったのと

久々の在宅生活が嬉しかったのとで

すいすいと階段も登っていきました。

絶対介護4て嘘やん!!!

 

・・・にしても、この制度の時間と人件費と労力との無駄遣いは

ほんとにいらんやつやわ。。。と思う。

 

 

 

 

     

 

 

 

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