いみひのブログ

介護と育児と商売と。ひゃー!!の日々をつぶやく嫁ブログです

介護はやりすぎず・・・介護と育児の違いを思い知る

介護は

し過ぎることも、し足りないこともない、と思っている。

 

私はタイミング的に介護と育児両方同時にかかわったので

最初はなんとなく

離乳食を作ったり

オムツを変えたり

見守りをしたり

子育ての延長くらいかなぁ~と思っていた

 

でも、当然のことながら

根本から全く違うと思い知らされた

もちろん、感情面でも・・・

 

結論から言うと、

「介護はやりすぎないのが一番!!」

というのが答えです。

その理由について、綴りたいと思います。

 

よく言われるように

介護は育児のように終わりがありません。

育児の場合

子どもは少しずつ進化していくので

かまり立ちからよちよち歩き

ミルクから離乳食へ変わり

オムツからやがて一人でトイレへ行けるようになり

成長とともに、手をかけてあげる時間が少なくなっていく。

 

しかし介護の場合は

片手介助で歩けていたのが

やがて杖になり

歩行器を必要とするようになり

ついには車いすでないと移動ができなくなる。

最終的には寝たきりになってしまう。

これに伴って介助の労力はどんどん増していき負担が増えてくる。

その退化するスピードは計り知れないので

病気や転倒をきっかけに急激に悪化する人もいれば

日に日に悪化していく人もいる。

介助する人間も年々歳を取ってくるので

身体にかかる負担は増してくる。

こんな毎日がいつまで続くのだろうと思ってくると

精神的にも疲弊してくる。

 

実際私もそうでした。

だんだんとギフ(義理父)の身体機能が衰えてくると

部屋で転倒していることも多く

最初のころは私ひとりでも

お尻を引き上げて膝が立てれば

なんとか起き上がらせれたのだけど

そのうち足だけでなく腰の力も踏ん張りがきかなくなってきて

一旦こけてしまったら主人と二人がかりでなんとか起こしていた。

腰に力が入らないと寝返りも打てないので

夜中に「おーい!おーい!」と呼ばれては

起こして座らせたり向きを変えたり・・・が

毎晩のように続くようになった。

ベッドから椅子への移動も介助がないと出来なくなり

朝起きて座る、仮眠する、食事する、仮眠する、

寝返りする、イスに座る・・・

全ての動作をお手伝いする状態になった。

 

さすがにそうなってくると自営の仕事も家事も

子どもの送迎も夜中の睡眠も、全てに影響してくるので

いったいこの生活を

いつまで続けないといけないのだろうかと

精神的にもいっぱいになってきた。

 

そんなときに

実際ご自分のご主人を在宅介護で介護し続け

最後まで看取られた方とお話する機会があった。

そのご婦人は

毎日ご主人の横で寝て

毎日の清拭(せいしき)、着替え、散歩は欠かさずに

自分で考えたリハビリも毎日こなす、という

私からみれば完璧な介護であったにもかかわらず

「もっとしてあげられることがあったんじゃないかと未だに思う」と

神様のようなことをおっしゃっておられた。

 

でも、そのご婦人は

「どんなに一生懸命しても、もっとできたんじゃないかって思うんだから

  あなたは自分の生活、体をまず第一に考えなさい。

  あなたのからだと精神が健康であって初めて

  介護というものができるのだから

  まずは自分のこと、自分の生活を第一に考えなさい。

  あなたは家族がいて、子ども達がいて、

  子ども達にとっての母親はあなたひとりなのだから

  優先するのはまず必要としている子供たちのことですよ」

 

お言葉をいただきました。

介護も

嫁に来た立場として

最低限の義務として

こなさなければいけないと思っていたけど

そんな風に言ってもらえて

「完璧にしなきゃと思わなくていいんかな」と

思えるようになりました。

 

出来る範囲で頑張る

出来ないことはヘルパーさんなどにお願いする!

おーい!と呼ばれても、行けない時は待っててもらう!

ほぼ24時間家に一緒にいると

常に耳をダンボにして

何か起きてないか、呼んでないかと

ぴりぴり落ち着かない状態が続いたけど

大先輩であるご婦人のお言葉に

肩のちからが抜けて

自分を取り戻せたような気持になったのでした。

 

介護はやりすぎず、やらなさすぎず。

自分の生活を中心にして、出来る範囲でしてあげたらいい。

考え方を変えただけで、ギフへの感情や接し方も

なんだかフラットになって

おおらかな気持ちで介護できるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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